親父の介護で家に張り付いていたので、とても地味な年末年始となった。

その分、家での時間はたっぷりとあったので、TVや読書を存分に楽しんだ。

いずれこういう介護の日々が来ることはわかっていた。

毎日キツイだろうな...

そんな風にも思っていた。

ところが実際は違った。

慣れてくれば、これはこれで楽しい。

今までの人生、女や食を十分に楽しんできたので、他人を羨むことがない。

仕事の面を除けば、もういつ死んでもいいくらいに堪能した。

この境地が俺の心にかなりのゆとりを与えてくれている。

それに加えて俺の仕事はネット環境さえあれば世界中どこでもできるので、毎日家で仕事を楽しんでいるという点も大きい。

更には、俺は自炊の家メシを楽しめる男でもある。

今年は今までとは全く異なる一年となりそうだ。