人として生きている以上、待ち合わせをしない人間などいない。
日常的に誰もが当たり前のように行っている行為のあれこれが実はSM調教の責めとして立派に成り立つということをここで伝えたい。
具体的に言われてみれば当たり前のようにも思えるだろうが、言われなければ案外気がつかないままであることも多い。
よって、こうして改めて説明しておく意義は十分にあるだろう。
その一つが待ち合わせ責めである。
以下、実際に待ち合わせ責めを行うに当たってのバリエーションや注意事項などを述べていく。
読むに当たっては待ち合わせとして代表的なスポット、例えば東京であれば渋谷のハチ公、大阪であれば梅田ビックマンなど、まわりに人が多くいる場所での情景を連想しながら読んで頂きたい。
露出度の高い服装での待ち合わせ
ハチ公やビックマン等、人が多く集まる定番の待ち合わせスポットにおいて露出度の高い服装で女を立たせるとどうなるか?
当然ながら周囲の視線、特に男からの視線が集まって女の心理に与える影響は大きい。
超ミニスカート...
ブラが透け透けの上着...
胸が強調された服...
ボンデージファッション...等々
周囲の視線がそんな女に集まらない訳がない。
よって、この単純な待ち合わせという行為が立派なSM調教となりえるのである。
普段地味目な服装の女であればなおいっそう効果的な責めとなろう。
責めというよりも、これはある種の集団視姦でもある。
さんざん衆人に視姦させておいて女の羞恥心とマンコを十分に刺激したら、主として威風堂々と登場する。
現れた主に対して深々と頭を下げる女。
そんな情景に対して周囲の男たちから注がれる羨望のまなざし。
モデル風の容姿に優れた女であれば、男としての優越感を存分に味わうこともできる。
そういう意味において、待ち合わせ調教は何もM女のためだけにあるわけではない。
ノーパン
決して過激な服装をさせるわけではないが、スカートの下はノーパンという待ち合わせスタイルもいいものだ。
これであれば周囲から熱い視線が注がれる事態にはならないので、女にとってはソフトな待ち合わせ調教となる。
それでも大人しい女や性的に未熟な女であればこれでも十分な刺激になる。
何も過激な服装で待たせるだけが待ち合わせ調教ではない。
また、順序というものも最大限考慮しなければならない。
一回目の待ち合わせで過激な服装、二回目の待ち合わせでノーパンという順序では女への刺激量が落ちることになるので、これでは調教として好ましくない。
刺激の量を徐々に増していく。
これはあらゆるSM調教において当てはまる大原則である。
主たるもの、この原則を常に頭の片隅に置かなければならない。
首輪
首輪を付けて待ち合わせるということは、
「私、今、ご主人様と待ち合わせをしています」
と社会に対して公言しているに等しい。
これは女の側にしても相当な心理的覚悟が要るはずだ。
よって、ささやかな結婚式というわけでもないが、晴れて正式なご主人様と奴隷の関係になれた儀式として行うのも良いだろう。
主は首輪待ち合わせを行うことにより女の覚悟を身を持って知ることができる。
首輪待ち合わせの場合、ペット用のちゃんとした首輪を用いたい。
細目の首輪やチョーカー類で代用させるのはダメだ。
首輪の色で女への刺激量を調整することもできる。
最も目立つのはショッキングピンクや赤色であり、最も目立たないのは黒色になる。
先ずは黒の首輪から初めてみるといい。
奴隷タグ
奴隷タグをぶら下げての待ち合わせ調教も女に強烈な刺激を与える。
奴隷タグという言葉自体が俺の造語であるので説明が要るな。
要するに、女が作成した奴隷誓約書を縮小コピーしてパウチ/ラミネートし、首や鞄等からぶら下げられるようにしたもののことだ。
shadow流奴隷誓約書であれば、そこには奴隷としての主に対する誓いがマンコの捺印と共に書箇条書きされているので、これを第三者に読まれるなど女にしてみればありえないことだ。
それをあえて待ち合わせにおいてぶら下げさせる。
といっても、実際に第三者がその文面を読むにはかなり接近する必要があり、よほど大きな奴隷タグでない限りは実際に読まれる心配はない。
それでも立派に心理的な調教となるのは、ありえないものがぶら下がっているというその事実にある。
ただし、奴隷タグを首輪からぶら下げさせた場合は話は別だ。
こうすると一気に強度が増す。
衆人からしてみれば何やら文章が書かれたタグが首輪からぶら下がっているというのはある種異常な光景でもあり、それだけで女の素性が何となくわかろうというもの。
真性のM女、あるいは、マゾ度の高い女に対してこの首輪奴隷タグ待ち合わせを行えば、衆人の視線が女の被虐心を十分に満たすはずだ。
SSKバッチ待ち合わせ
SSKの意味が分からない方は先ずこちらを読まれたい。
SSKバッチを装着させての待ち合わせを行えば、その意味を理解し、かつ参加を希望する男性から実際に声が掛かることになる。
何人か集まったら主は声を掛けてきた彼らを引き連れて女と共に移動し、雑居ビルの階段や公衆トイレなどで順番にバックから犯させたり、あるいはフェラ奉仕させたりといった流れになる。
コート下亀甲縛り待ち合わせ
ノーパン待ち合わせの強度を更に強くしたものがコート下亀甲縛り待ち合わせである。
「周りに人がたくさんいればいるほど背徳感が増します。」
と、あるM女が俺に言った通り、人の多いメジャーな待ち合わせスポットでこそ行いたい。
意外なことでもあるのだが、亀甲縛りは数多いSM緊縛の中でも女一人で行える縛りでもある。
この利点を生かして待ち合わせ調教に用いたい。
現場で落ち合ったらコーナーエリアに移動し、コート前をはだけさせての撮影もいいだろう。
そうすれば典型的な野外露出画像が撮れる。
ワイヤレスバイブ待ち合わせ
とびっこなどのワイヤレスバイブを装着させて持ち合わせするのもshadowおすすめの待ち合わせ調教だ。
当日は主が待ち合わせ場所に到着しても女の近くで他人のフリをする。
そして飽きるまでバイブのON/OFFを繰り返し、女の反応を楽しむのだ。
それが楽しい。
衆人の中で下半身をくねらせる敏感な女の反応は見ていて実に笑える。
また、女の側にしても衆人監視のまっただ中で絶頂に達する責められ感や背徳感はハンパない。
過激な服装や首輪待ち合わせ等々と併せて行うことができるので、積極的に楽しまれたい。
そういう意味において、二つはワイヤレスバイブを揃えたいものだ。
なぜ二つ?
よく考えるがいい。
一つだと事前にリモコン部を受け取る必要があり、これでは待ち合わせ調教にならない。
久しぶりに会った瞬間、会話もないままに責められるのが調教として効くのであって、事前に対面会話してしまっては面白味も効果も半減以下だ。
わざと遅刻
時にはわざと遅刻して待ち合わせ場所に現れるのもいいだろう。
女からの問い合わせメールも無視する。
毎回時間通りに待ち合わせ調教から脱することができると思ったら大間違いだ。
衆人羞恥とすっぽかされることに対する不安。
そして、その後に続くホテルでの歓喜。
この感情の起伏こそがSM調教において極めて重要なのである。
これら待ち合わせ調教を行った後に映画や食事へ行くことはすすめない。
せっかく盛り上がった女の気持ちが一旦冷めてしまうことになる。
ここはやはり速攻でルームインして次の調教へとたたみかけるべき。
俺はそうしている。
いつもと気分を変えてみる
旅先での待ち合わせ
一緒に遠方へ出かけたり、あるいは旅行に行ったりという場合、わざわざ出先でもう一度待ち合わせをする必要は特にない。
主従関係の二人であれば、そこをあえて待ち合わせてみるのもいいだろう。
何よりなじみのない土地であれば、女の側がより大胆になることができるという利点がある。
普段できないような過激な服装での待ち合わせ、奴隷タグ、あるいはSSK待ち合わせも視野に入れる。
せっかく二人で遠方に出かける機会があるのであれば、旅の恥はかき捨て精神で大胆にチャレンジしてみるのもいいだろう。
サングラス
もっと大胆にしてみたいが、遠方に行く機会もなければ、普段使いのエリアではプライバシーの問題もある。
そのような場合におすすめなのが、サングラスやウイッグだ。
特にサングラスは簡便なアイテム一つでかなり素性を隠すことができる。
これにより女もかなり大胆になれるはずだ。
積極的に取り入れてみよう。
待ち合わせ調教における注意点
ナンパやスカウト
人の多く集まる待ち合わせスポットで露出度の高い女が一人ポツンと立っていればナンパ師やスカウトがじゃんじゃん寄ってくることがある。
人が多い場所で行ってこその待ち合わせ調教でもあるので、これはある程度致し方ないことではあるが、調教という観点においてはやはり邪魔な存在には違いない。
話しかけてくる男がいる間は女も意識がそっちに持っていかれるので、これでは羞恥どころではない。
よって、「誰かから声をかけられても完全無視」
このルールを女に徹底させること。
何か一言でも返せば、そこからダラダラと会話に持っていこうとするのが先方のヤリ口。
よって、SSK待ち合わせでもない限りはガン無視が女の態度として唯一の正解となる。
さっさと消えてもらおう。
そのための撃退アイテムとして、待ち合わせ調教の際には女にイヤフォンを付けさせるのが俺のいつものやり方であるということを教えておく。
こうすれば気の弱い女であっても無視しやすくなる。
チーマーには要注意
モデル風の女が露出度の高い服装で立っていればかなり目立つ。
否、何もモデル風でなくとも露出度が高いという一点のみでかなり目立つ。
これに理由などない。
男とはそういう人種なのだ。
そんな女がチーマーの目に留まり、かつ、ちょっかいを出されたらもう事態の収集は不可能だ。
主が登場したところで何がどうなるものでもない。
むしろ泥沼。
主導権は完全に彼らにある。
待ち合わせ場所には品格というか、その場所ならではの雰囲気がある。
よって、ナンパ師やスカウト、キャッチはある程度は仕方がないとして、チーマー、ヤ○○、酔っぱらい等の危険人種が集まりやすい場所での待ち合わせ調教は避けるべきだろう。
加えて、すぐ近くに交番がある場所での待ち合わせ調教も危機管理の一つとなる。
もし何かあれば躊躇せずに駆け込むべき。
以上、shadow流の待ち合わせ調教の概要を紹介したが、これに各自の個性を加味して大いに楽しまれたい。
なお、待ち合わせ調教とは全く違う目的で行う目隠し待ち合わせというSM調教もあるので、そちらも参考にして頂きたい。
shadow