緊急事態宣言によって外食を控えていると大好きな店の一品が脳内で大きく膨らんでくる。

俺の場合、それは二郎系のまぜそば。

寿司や洋食、ラーメンなどは我慢できたのだが、まぜそばだけはどうしても食べたい欲求が抑えられず、ドラックの禁断症状とはこんなものかと思ったほどだ。

まさか寿司や洋食を抑えてダントツにまぜそばが好きだったとは自分でも意外だが、事実がそう物語っている。

緊急事態宣言中、自分の住むエリアから出たのは三回のみだが、その三回は全てまぜそばを食べるためだった。

太麺さえあれば何とか家でも作れそうな気がしたのでネットで検索してみれば、何とまるちゃんからまぜそば二食パックが市販されているではないか。

さっそく二郎風に作ってみたが、う~ん、微妙や...

一応見た目の雰囲気は楽しめるものの、愛すべきあの味ではない。

けどまあ、かろうじて禁断症状をごまかせる程度の再現度ではあるので、冷蔵庫に常備することにした。

特に女性は二郎系のジャンクな味を知らない方も多いだろうが、あの魅力を文字で伝えるのは難しい。

機会があれば一度食べてみることを勧める。

もちろん最初はマシコールなしで。

注1:マシとは野菜マシ、豚マシ、アブラマシ、ニンニクマシ、タレマシ等のこと。

注2:マシのレベルも店員から必ず訊かれるが、少な目、ノーマル、ちょいマシ、マシ、マシマシ、バカマシ、メガマシ、テラマシ、インフェルノ等々店によって各種存在する。