コロナ禍の影響により、以前であれば連日大行列だった店がガランと空いている光景をしばしば見かける。
新梅田食堂街の路面にあるたこ焼き屋もそんな一軒で、先日、前を通った時に全く待ち列がなかったので初めて注文してみた。
一口食べて驚いた。
不味いではないか。
あの行列は一体何だったのか?
たこ焼きの上にネギを山盛りにし、そこに必要以上のマヨネーズをこれでもかとかけた一船(注)だが、たこ焼きがカリカリを通り越して固く、また、マヨネーズが美味しくない。
キューピーの味に慣れ親しんでいるので、使っているのは国産の安物かあるいは輸入ものか、とにかくマヨネーズが不味い。
一個食べてみて、
「ああ、インスタ映えの店だったのか...」
と悟った。
ちなみに俺の自己発信は当サイトのみで、ツイッターもやらなければインスタもやらない。
日々、自分メディアの発信に忙しくしているヤツを見ると、
「アホか...」
とも思う。
最も、俺が好んでよく見る皮靴系youtuverもいるわけで、あまり毒づくのは止めておこう。
注:大阪ではたこ焼きの容器を一船(ひとふね)、二船と数える。
昔たこ焼きは木の皮で作られた船型の容器で提供されていたのでこう呼ぶようになったのだろう。