ついこないだまで夏のような気温だと思っていたらあっと言う間に秋が過ぎ去り、
親父が、
「そろそろおでんもええな...」
などとリクエストしてくるような季節となった。
おでんは親父の好物でもあるので早速作ってやるとしよう。
俺のおでんに対するこだわりは三つ。
油かすを入れること、辛子をおでんに付けないこと、タネによってはタバスコをかけること。
油かすについては以前書いたので割愛する。
辛子をおでんに付けないとは辛子を使わないということではなく、おでんを口に入れた後、箸先に付けた辛子を直接口に含む。
こうするとたとえ少量であっても辛みと風味が口中に広がるので具合がよろしい。
タバスコは以前ならば買ったはいいがそのまま一年以上冷蔵庫に放置されていたが、料理研究家リュウジ氏の影響により何かと減りが早くなった。
基本的にはどのタネに振っても合うが、中でもじゃがいも、豆腐、厚揚げとの相性が特に良いように思う。
ぜひ試されたい。