貢がせ
これをSM調教の範疇に含めるのかどうかは微妙だが、世の中には女のM性を利用して貢がせ奴隷として搾取している小狡い男性が少なからずいるので、M女性への注意喚起という意味において当コーナーにて紹介しておく。
「女のM性を利用して貢がせ奴隷として搾取」と書けば何やら男が悪者のようだが、俺はここでそういうことを言いたいのではない。
それで主従として二人の微妙な関係が成立しているのであれば第三者がとやかく言うべき問題ではない。
どうぞ勝手にしてくれ、だ。
ただし、SM調教における「貢がせ奴隷」に対していわゆる「ヒモ」や「確信犯」は明確に区別されなければならない。
その分かれ目の一つは生活費を女に依存しているかどうかだ。
貢いでくれる女がいなければ自立できない、このような場合、いくらその男にS性があったところで単なるヒモに過ぎない。
一方、例えば俺が自分の仕事を続けながら奴隷に貢がせ、その金で豪遊したり高級車を買ったりするのはSM的範疇の貢がせとなろう。
もし俺がランボルギーニに乗りたいと望めば、貢いでくれる女の一人や二人はいると思われる。
それだけの金がないのなら、体を張ってでも叶えてくれるだろう。
そこで俺がどれだけの額を奴隷に貢がせようが生活を依存しているわけではないのでヒモとはならない。
ただし、生活費を依存していないからといって必ずしもその他全てがSM的な貢がせ奴隷となるわけではない。
自身全くS性を持ち合わせていないにもかかわらず、あるいは、実はM資質の男性がSM調教を隠れ簑にしてM女性から金品を搾取するケースが少なからずある。
このような場合、先ずご主人様として惚れさせたら奴隷誓約書(主従誓約書)を書かせ、そこにおいて私のお金はご主人様のお金である等々金銭面についても一筆入れさせる。
ここまで来れば一種の知能犯だ。
この手の貢がせ目的偽ご主人様は日々ネットやSNS上で新しい獲物を物色しているので、特に依存性の強いM女においては十分注意されたい。
M女たちへ、ついでに声を大にして君たちに一つ言っておきたい。
貴女がどんな男と一緒になろうが全くの自由だが、根がぐうたらな男だけは止めておけ。
結婚したが最後、貴女が一生面倒を見なければならなくなる。
ぐうたら男は遠からず仕事を辞める。
あるいは、そもそも(自称)作詞家や(自称)売れない役者等々不安定な仕事に就いている。
真打ちとも言える引きこもりのぐうたらは一昔前なら出会う機会も皆無であったが、今の時代はネットもあればSNSもあるので、この手の知能犯も稀にいる。
ぐうたらに何とか就職や再就職させようと努力したところで無駄だ。
あわよくば職を得たところで根がぐうたらなので直ぐに辞めてしまう。
そんなことが何度か続くうちに、
「私がいなければこの人は生活できない...」
そう思ったら貴女の負けだ。
優しいM女性こそこのような被害に遭う。
ぐうたら男と結婚してしまうというのは合法的な結婚詐欺に遭うようなもの。
仕事もせずに家でゴロゴロ...
パチンコ代をせがまれ、飲み代をせがまれ、何やかんやと小遣いをせびられ、カスみたいな男の面倒を一生見なければならなくなる。
十分に注意されたい。
なお、この手の男は付き合っている途中から何かと理由を付けては貴女の財布に依存する傾向にあるので直ぐにわかる。
もし心当たりがあるのなら今直ぐに別れることを強く勧める。
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