この先数年間、パイロット志望者にとっては受難の時が続くだろう。

というのも、先日朝、TVのスイッチを点けたらNHKの朝ドラが目に入り、どうも主人公の女性が国のパイロット養成期間である航空大学校に入学したようで、

「ああ、これで受験者数が急増するだろうな」

と思った次第。

「なるほど、航空大学校ではあんな制服を着るのか...」

「なるほど、教官が生徒のことを○○学生と呼ぶのか...」

「なるほど、食事はあんな感じなのか...」

「なるほど、学生にはプレ・ソロ・テストというのが一つの山場なのか...」

などと興味深く見ていたが、一つ合点のいかぬことがあった。

長期欠席した学生が最初から学び直すだけの金銭的余裕がないので学校を辞めると言っている。

俺の知る限りで、大学校というところは授業料を全額免除される上に月々いくらかの手当がもらえるという認識だった。

ならば、学費を払えないので学校を辞めなければならないという設定はおかしい。

時代の変化により俺の受験生の頃とは違うのか、あるいは航空大学校だけは他の大学校と違うのか?

ネットで調べれば直ぐにわかることだが、その内誰かM女が教えてくれるだろう。