親父は朝食後に日本茶を飲みながら新聞をのんびり読むのが日課の一つなのだが、そんな姿を毎日横目で見て、とりわけ熱心に読んでいるように見えるのが週刊文春やらの雑誌の広告欄だ。
老後がうんぬん、総理がうんぬん、皇室がうんぬん...
あまりに熱心に凝視しているので、以前、台湾の空港で買った週刊ポストを関空のゴミ箱に捨てずに家に持ち帰ったことがある。
さぞ熱心に読むだろうと思いきや、意外にそうでもない。
ちゅうか、期待外れな程にかなりあっさりだ。
つまりは、新聞に載っている記事の見出しでワイドショー的な情報をサクッと仕入れる、それがいいのだろう。
以来、機内暇つぶしの雑誌は関空のゴミ箱に投げ捨てている。