バンドやるならボーカル...
野球やるならピッチャー...
病院勤めなら医師...
これは俺の人生哲学。
ある集団に属するのであれば、その頂点でないと気が済まない。
どれだけ優秀な看護士であろうと、医師との間には絶対に越えられない壁がある。
ならば医師として勤務できないのであれば最初から病院勤めはしない。
何事にもそんな具合で生きてきた。
性の世界においてサディストとして君臨し続けているのも当然だといえる。
そんな俺であるから、今までの人生も随分と特別なものとなった。
けれども、ここに来て全く別の思いが沸き始めている。
それすなわち、他人の為に生きるということ。
俺に何ができるだろうか?
そんなことを毎日考えている。
昔の俺にはあり得ないことだが、歳を重ねるとはこういうことなのか。
まあ、いずれにせよ今は親父の介護があるので直ぐにという話ではないが、先の新しい生き方が見えたような気がする。
みなさん、良い年を。