以下、過去に書いた未アップの雑記

初めての五つ星ホテルにおける初めてのスイート・ルーム。

当然、部屋からの上海ビル群の夜の眺めは最高だった。

寝るのがもったいなかったので瞑想しながらぼんやりと眺めていたら、どのビルも23時に消灯した。

おかげで心おきなくベットに入れたが、消灯されなかったら朝方まで起きていたかもしれない。

上海の夜景は日本の高層ビル群の夜景とは違う。

日本のそれは窓から漏れる無数の明かりが主たる夜景の構成要素だが、上海では高層ビルの建物それ自体が超巨大なディスプレイになっており、静止画や動画によって様々に表情が変わったり字が流れていたりと、とにかく動的なのだ。

おまけに一部の高層ビルからはレーザ-ビームが四方八方に照射され、最も目立つテレビ塔のレトロSF調のデザインと相まってその光景はさらがら映画ブレード・ランナーのようであり(注)、日本の夜景とは明らかに異なる。

大阪に帰ってきてからアベノハルカスを見たらとても低く見えた。

何やら夢、幻を見たような、そんな上海の夜景だった。

ちなみに、たまたまだったのかどうなのか、月曜日は高層ビル群のライトアップが全くなかった。

旅行者は注意されたい。