2019年8月8日

女子トイレにはこういう人物がいるのかどうか知らないが、男子トイレにはしばしば鏡を独占して髪型の細かいところまで入念にチェックしている男がいる。

そういう男に遭遇すると、俺は後ろから頭を掴んで頭髪をグチャグチャにしたい衝動に駆られる。

ただし鏡、つまりは手洗いが一ヶ所しかないトイレでこれをしている場合、俺は遠慮なく衝動を解放することにしている。

滅多にないことではあるのだが、それでも二、三年に一度はある。

先方は振り向いて、

「何すんねんっ!!」

とまあ、概ねこういう反応。

俺は黙ってただ睨む。

そうすると、何かブツブツ言いながらトイレから退散していく。

一度こういう目に遭うと彼も次からは注意するだろう。

だから俺は社会正義の一環のつもりでやっている。

まあ、いつかは喧嘩になるやろな。

喧嘩ごとは避けたい反面、どこかでそうならないかと期待している俺もいる。

こんな俺の性格を見抜いて、昔、母は、

「何でおまえはそんなに危険なことばかり好きやねんっ!!?」

と、俺を怒鳴ったものだ。

まあ、死ぬまで変わらんのかな、この性格は。